Under the Rose (4) 春の賛歌 (バースコミックスデラックス)

Under the Rose (4) 春の賛歌 (バースコミックスデラックス)

この表紙のおなごは、ブレナン先生。時は19世紀イギリス、ロウランド伯爵家の家庭教師様であらせられます。
家庭教師が何故こんなエロいポーズなのか。(これね、片方だけ靴下履いてんの。あへぇ)それは某小畑てんていの新連載で定義された「先生は生徒に女を教える」、あれです。
これエロ漫画か、うほ読みたいと思った方、ごめんなさい語弊がありました。ブレナン先生は、む、無理や、無理矢理、ヤられ、ヤられてるのぉ…!!キャー><
あ、余計読みたくなった?気が合いますね、ん、ごほん。
えー、友達に借りてなんとなく読んでいた作品なのですが、この4巻が面白かったのでキーボードを打っている次第です。


へそ曲がりな伯爵の息子達にやっと家庭教師として認めてもらえ一安心と思いきや、誰からも優秀だと慕われている次男のウィリアムが先生に強いた勉強は、そちらのお勉強でしたという恐ろしい展開で終わった3巻…。
ウィリアムに辱められる屈辱とそれによる恐怖に襲われる上、信じていた伯爵と奥様との間の愛もないのだとハッキリ告げられ、自分は正しいという今までの自信を失い、出口のない迷路に迷い込む先生の精神。
可愛いショタっ子やロリ双子もなんのその、ドロドロ暗黒な展開そのものなのですが、ウィリアムの陰鬱な心の闇と、それに対峙する先生の今後に、目が、離せない、の、です。がんばれせんせい…!
船戸先生の画線は好ましく、描写も上手い。それでも敬遠されがちなのは内容のせいなのでしょうか。この時代に興味があって且つ暗い話が好きな人向けなのかな。
半ズボンのショタ(貴族)・歪んでる少年(メガネ貴族)・エッチなおにいさん・無邪気なメイド・健気な家庭教師・たくしあげられるロングスカート・から覗くドロワースや生足、これらに反応した方は是非。定価で買って読みましょう。
私?そのうち中古で買います。ははは