コクダイ

遅くなってすんません。まぁ僕も漫画を読んだ限りでは全然楽しくなかったんですが、とりあえずノブオとザンギュラの「これは原作ゲームの各ルートを一本にまとめてるから…」という必死な弁明を真に受けた前提で話そうと思います。要はロマサガで言うと三地点制覇みたいなもんですね? ガラハド殺してるのに神さまに認められて話がグチャグチャ。まぁ漫画媒体で各ルートを繰り返し描くわけにも行かないから統合するのは仕方ないと思います。しかしタダでさえゲームのために用意されたストーリーを漫画に変換するだけでもかなり負担がかかるのに、大元のストーリーすら不完全な状態ではもう…というかその最悪の結果がコレですね。他メディアの原作を漫画にするときはやはり割り切って別物にした方がいいと思います。ゲームのファン怒らせてもゲームやらせときゃいーでしょ。少なくともベタにトレースするだけだとゲーム層と漫画層の交わってる部分しか支持を獲得できませんが、漫画に独自性を持たせればそこから枝が伸びる可能性があるわけです。あくまで可能性ですが。
個人的にゲームの漫画化で良かったのは岩本佳宏の「ロックマンX」かなぁ。大筋はゲームとほぼ同じなんだけどどのキャラクターもゲームより深く描写されてて、読んだ後にゲームやるとゲームの世界がちょっと違う風に見えてくる傑作でした。脱線ゴメン。
あ、内容に全然触れてないので最後に一言。折角ヒロイン殺したのに生き返らせちゃうなんてコクダイの眼にはCHICKENなUNKOストーリーにしか見えませぬ。いじょ
関係ないけど上の丸木戸さんの読むと、この前の実写デビルマンのこと思い出すね。というか幾つかの名詞置き換えるだけで十分なくらいそのまんま。あの映画は対象が大きかったからあんだけ騒がれたけど、きっと局地的にこの手の悲劇はしょっちゅう起こってるんですねぇ。