26号@講談社

[涼風]@[瀬尾公司]
涼風最高です。ぶっちぎりで巻頭カラーをかっさらっていったのは伊達ではありません。恋に悩んでいる高校生対象だが、当然大学生を筆頭としたその他もろもろも読んでるよな!失恋したら、優花さんみたいなきれいで優しいお姉さんに慰められたいものだ。いやぁ、優花さんは最高ですよ。過去を乗り切っているという点で。自分の過去をカミングアウトできる人って強い人ですよね。僕の周りにはなかなか見当たりません(自分を含む)。過去を乗り越えた強さを漫画で描くというのは昔から何度も何度も登場してきました。その構図は今回の涼風のパターンと、誰の力も借りないで乗り切るという二つのパターンが主力でした。だから何???はい、過去のパターンの使い方が問題になるわけです。正直、下手だと思いますよ。ただ、キャラ萌えはあるかもしれませんが。僕としては、涼風ちゃんは要りません。
[あひるの空]@[日向武史]
「諦めない」精神満載でお送りするこのコーナー、今日も全国からお便りが来ています。作者に代わってこの僕が読みあげます。まずは鹿児島県井上雄彦さんからのお便りです。「僭越ながら、お便りさせていただきます。さて、世間的にバスケ漫画はもはや私の漫画が代名詞となっているわけです。特に、バスケ好きな人間が退学させられるという構図に至っては、私が実用新案登録を済ませております。以後このような構図を使用する際には事前に私にご一報下さる様お願いします。」……申し訳ありません。ですが、こういう構図を使用しないとなかなか読者が喜んでくれません。以後気をつけますので他にも登録済みの構図がありましたらご連絡下さい。では、次のお便りです。新潟県八神ひろきさんから。「バスケ漫画といえば、この私の会心の作であるDearBoysをおいて他にありません。しかし、巷での私キャラの二次創作に些か不満があります。私の漫画のキャラのみを取り上げ、ストーリーを一向に取り上げようとしません。そのような巷の動きが私にはどうしてもゆるせないものであります。お聞きの皆さまの中にそのような方がいらっしゃいましたら、是非ともストーリーも取り上げるよう、お願いいたします。」……確かにキャラの顔だけは上手な人がこのジャンルには溢れています。ただ、僕としては、それよりも以前放映された深夜アニメの造詣の危険さに少々憂うところがあります。あれはマジでやばかった。なぜ八神ひろきさんはアレを許したのでしょうか?その辺りを今度詳しくお聞かせ下さい。さて、このコーナーではお便りをお待ちしております。是非とも皆さまのバスケ漫画に対する屈託のない意見をお聞かせ下さい。
[クニミツの政]@[安童有馬]・[朝基まさし]
MMRにしか見えません。以上。
[魔法先生ネギま!]@偉大なる[赤松健]先生
以前、丸木戸がこう言った。「赤松は何だかんだ言って読者が自分に何を求めているかしっかり理解してるよ。」僕もその意見には賛成である。ただ、もう少し付け加えたい。まず赤松先生の漫画は昭和と平成の狭間であると思う。技法に昭和を、絵に平成を組み込んでいるのだ。昭和の技法というのは、例えば烏の鳴き声「アホーアホー」や「じたばた」、「ギクッ」といったものである。絵については説明する必要はなかろう。つまり、この技法によって我々昭和世代は安心して読み進めることができるのだ。それを平成世代の絵によって表象している。また、各キャラ(特にメインキャラ)が、ある事柄に対して非常に分かりやすい反応をしているのも、読みやすさの原因であろう。赤松先生は、記号の扱い方が巧いのだ。予め読者に植え付けられている記号を再構築し、提供するのが赤松漫画である。ドタバタしている姿を、読者は少し離れたところから眺めているのである。つまるところ、読者は赤松漫画に分かりやすさを求めているのだ。ちょっとした勉強の合間などに軽く読み進めることの出来る漫画、それが赤松漫画なのである。
[伝説の頭 翔]@[夏原武]・[刃森尊]
オレは“本当”は“友達”がほしかったんだよ!!」笑わせていただきました。こんな展開はなかなかお目にかかれるものじゃありません。しかし問題なのは、蟇目丸坊主にしたコマ以降。これは何???どこのリトルリーグだ???「オレはまた‥“ひとりぼっち”だ‥‥」もう分かったから。ギャグ漫画ってこうでなくっちゃ。
[エア・ギア]@[大暮緯人]
エロい。今回はエロい。以上。
[麺王フタツキ]@[西条真二]
最終回前に一言。何がやりたいのかよく分かりませんでした。女達が出てきた経緯がいまいち理解できませんでした。そして、彼女等の背景が光っていると、肉彦の発言を思い出します。「光ったら連載終了。」まさにそれを証明するための資料として今後有効活用させていただきます。ご馳走様でした。

正直、週マガはですよ
げんしけんに入った理由が、友達欲しかったというLeQ)