han-cho2006-12-11

作品:ちひろ
作者:安田弘之
モーニングKC



2回目だねー。柴田亜美の『ドキばぐ④』のムシキング研究所の回にしようかと

思ったんだけど、イロイロムフフ☆限定しすぎなんでやめました!



☆軽く作品紹介的なアレを。

ソープ「ぷちブル」の泡姫ちひろ。毎日楽しそうな彼女の生活。

店に不満があるわけじゃないのに、突然店を移る決意をしたちひろ

その理由とは?




内容は文字にしてみると何ともおもしろみがないですね。

作者はご存知安田弘之ショムニとか紺野さんで有名ですけど、私は

この本の存在を最近まで知りませんでした。一冊だけど分厚いよ。


店での人間関係とか、クリスマスに客に刺されたとか、風俗嬢ならではの環境に

彼女の視点・作者のエロ線が加わって、味わったことのない読み応えを感じます。

「幸せなときに限って思いつく 困った悪戯 

ドキドキしちゃってるもん 辞めるわ『ぷちブル』」

とまぁ、悪戯でお店をやめちゃうんですよ。自分のドキドキのために。

次はの店は「客引きがヒトラーに似てた」ピンサロ。

風俗のプロは自分らしくあるために

小さな悪戯をいくつも仕込んで毎日過ごしてます。

「痛い 痛いよね 痛い? 痛い? 悔しい? ううん おもしろい

 なんでだろ あたしやっぱり壊れてるのかな 」


単純に…、憧れる。読んで明るくなる、風俗マンガ。