過激なんでしょうかー

ロリだの百合だの騒がしいやつがきましたよーどうもなりですこんばんわ。夜だから寝ます。おやすみなさい。>挨拶

キスから始まる少女たちの秘密の戯れ事・・・なんていかにもな帯のついた少女セクトです。
セクトといえば百合好きに定評のある全年齢対象本ですが。私がこの本と出会ったのは、ある春の日の黄昏、栄えた秋葉原メロンブックスだった。
サンホラわからん人ごめんなさーい!ぼんそわーる

で、みなさん、表情の豊かな娘は好きですか?少女セクトのキャラたちは感情の機微に敏感に反応してすごくいろいろな表情をするんだけどこれは何気ないようですごくいいところ。目からすごく雰囲気が伝わってくるのが素敵。すました顔、怒った顔、切なそうな顔、得意げな顔、そうやってあらわせるだけでもいっぱいある表情が、そのなかでも目の色やまぶたの開き方なんかですごく上手に書き分けてあって、なんか見ているうちに引き込まれていく。かわいい娘の表情がくるくる変わるの見てんの楽しいねぇ。あぁ、すまない、エロ親父みたいな発言になってるな。うぇえほっといてくれーかわいそうな子なんだ!?でもこの娘たちの心情ををストレートに表す表情の描き方にはめられた人は多いはず。
あと、個人的に男前な娘が好きなんだけど、だからって俺は男が好きでマッガーレなわけではないんだけど、けど。この本の百合カップラー達はすべからくネコとタチにきちんと分けて描かれてて。で、このタチの娘が!このタチの娘が!‥このタチの娘たちががが!
萌える
かっこいいんだ!いつもたくさんの女の子に百合的な意味で囲まれてる女の子(文面にすると異様だけど)がその場からすっと離れて。自分の本命の娘にさらっとした顔で「でもね、私から誰かに『好き』って言ったことはないの。」っていう、それから1コマ置いて「あなたが好き」なんて余裕の笑みを浮かべて言う。そんな感じ。かっこぇえ!
男性読者は百合が好きでこれを読むというわかりやすい理由のほかにもう一つ、この本を読んでく理由がある気がした。本人の自覚があるかないかという次元で「かっこいい娘」に自分のありたい姿を重ねているかもしれない。姿かたちが美しくて、なおかつ自分がそんな風になれたらと思うような性格をした人間に自分の理想像を重ねるくらいのこっていうのは対象の性別はそこまで関係ないんじゃないかな。百合マンガっていう特殊な状況じゃなくて単純に漫画やアニメで、キャラに性別を超越して憧れを感じたことは結構みんなあるんじゃないだろうかと。

もう読んだ人が何人もいるようだから宣言しておく
しのぶとももこなら
俺は桃子です。かっこよすぎ!