風魔の小次郎

その脚力は一日 数千里を走り

闇夜でも千メートル先の敵を見極める目をもち

その耳は三里先におちた針の音さえもききわけ

動けば電光石火 とどまれば樹木のごとし

されど人知れず 

風のようにさすらい

風のように生きてきた

いつでもどこでも学ラン・・・

それが風魔だ!!

ってなわけでなんでいまさら実写ドラマ化?な風魔の小次郎です。まぁ最近「風馬の小次郎柳生暗殺帖」なんてのも連載してたからいいか。読めば分かるがこいつらいつでもどこで学ラン。後から後から出てくる敵も味方もみんな学ラン!!聖剣戦争前に仲間になる死牙馬、岩の下に眠ってたくせに、出てきた姿はぼろぼろの学ラン!!!

序盤はいいんです。舞台は学園、抗争真っ只中。多他校の領地拡大により追いやられたかつての名門白皇学園、その窮地を救うため、主人公がスポーツに励みます。

中盤は車田先生お家芸!!忍同士が熱いバトルを繰り広げます。でもサイキックの能力はやりすぎだと思います。

終盤は風林火山とかありきたりな名前の聖剣とかでちゃって4千年も続く聖剣戦争とやらに終止符を打つべく忍が属性効果つきまくりの剣を振るいます。もはや剣の優劣の戦いであって忍の能力関係なくなってます。


それでも・・・!!!


それでも・・・伊達総司はかっこいい、元仙台藩主伊達家の名を冠するこの男、そのなの通り、伊達に一匹狼の通り名は持ってませんよ。途中から出てきたにもかかわらず何でも知っているかのようなその素振り!やたら強い紅蓮剣!!どれをとっても最高です。

さらに!!!もう一人、風馬の独眼竜竜馬!!

絶対車田先生宮城県好きだよね。もしくはこれ書く前宮城行きましたよね?萩の月おいしいですよね?これは間違いない。

とにかくこの漫画熱けりゃ設定なんかどうでもいいの考えの下かかれています。

冷え込みが厳しいこの季節にぴったりの一冊、あなたも熱くなりませんか?

燃えろ!俺の小宇宙!!!!